騒音被害の禁止申入れ
マンションの上の階における住人の子供が走り回る音や、夜中の洗濯やテレビの音、楽器、或いは奇声といった生活騒音が最も多いです。
騒音問題で悪質に思うのは、ご近所さんが騒音についての申し入れをすると、憤慨し、そこから意図して音を出すというような驚くべき事案もあります。ご近所だからこそ相手もそこまで感情的になるのでしょう。
生活系の騒音というのは、ずっと音を発しているわけではなく、音を発しているときもあれば全く出していないこともあるのが一般的です。
よって、音を測定してみると、騒音が発生している数十秒は、騒音レベルのデシベルに達しているが、騒音がやむと、騒音レベルには達しないので、隣人の騒音を捉えられないといったことがほとんどです。
しかし、数十秒だといっても、睡眠中には起こされるし、音がなることによってびっくりすることも往々にしてあります。
一瞬しか騒音レベルに達していないのだから、何もする必要はないというわけではなく、騒音を発しているものは、ご近所さんの被害をよく理解し、騒音を出さないよう努力し、誠実な対応をとることが信義上求められることであります。
現在、精神的にも大変追い込まれていらっしゃる騒音被害者の方のお気持ちもよく理解しているつもりです。当事務所では、そのような方のために、実際の騒音を聞いた上での実地調査と、騒音の測定調査の立ち合いも行っています。
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