騒音被害の申し入れの内容証明

騒音被害の禁止申入れ

mihoさん
先生、最近悩んでいるのよ。

gyoseishoshiさん
ミホちゃん、元気がないね、どうしたの?

mihoさん
うん。。隣の家がね、朝から夜遅くまで内装工事をしているんだけど。

gyoseishoshiさん
自宅の改装をしているんだね。

mihoさん
そうなんだけど。音がうるさくて、うるさくて。

gyoseishoshiさん
工事の音がうるさい。

mihoさん
朝から晩まで毎日なんだよね。

gyoseishoshiさん
なるほどね。騒音問題…。

gyoseishoshiさん
騒音も受忍限度を超えるような音をずっと出しているのであれば慰謝料請求の余地はあるけど、一方で、工事には音が出るというのも事実だよね。

mihoさん
それは、その通りだと思う。。

gyoseishoshiさん
ミホちゃん家でも、家のメンテナンスで内装工事をしたり、雨漏りがしたときには工事業者に頼むよね。

mihoさん
うん、お願いするね。

gyoseishoshiさん
お願いをして工事してもらったら、やっぱり音は出るよね?

mihoさん
出るね。。

gyoseishoshiさん
それが、工事が夜遅くにも及んで工事の音を出し続けているのであれば受忍限度を超えたものであるから慰謝料請求は可能となるといえる。

mihoさん
昼間であったり、常識的な時間帯の工事の音は基本的には受忍するものだと考えているのね。

マンションの上の階における住人の子供が走り回る音や、夜中の洗濯やテレビの音、楽器、或いは奇声といった生活騒音が最も多いです。

騒音問題で悪質に思うのは、ご近所さんが騒音についての申し入れをすると、憤慨し、そこから意図して音を出すというような驚くべき事案もあります。ご近所だからこそ相手もそこまで感情的になるのでしょう。

生活系の騒音というのは、ずっと音を発しているわけではなく、音を発しているときもあれば全く出していないこともあるのが一般的です。

騒音トラブル被害の内容証明郵便

よって、音を測定してみると、騒音が発生している数十秒は、騒音レベルのデシベルに達しているが、騒音がやむと、騒音レベルには達しないので、隣人の騒音を捉えられないといったことがほとんどです。

しかし、数十秒だといっても、睡眠中には起こされるし、音がなることによってびっくりすることも往々にしてあります。

一瞬しか騒音レベルに達していないのだから、何もする必要はないというわけではなく、騒音を発しているものは、ご近所さんの被害をよく理解し、騒音を出さないよう努力し、誠実な対応をとることが信義上求められることであります。

現在、精神的にも大変追い込まれていらっしゃる騒音被害者の方のお気持ちもよく理解しているつもりです。
当事務所では、そのような方のために、実際の騒音を聞いた上での実地調査と、騒音の測定調査の立ち合いも行っています。

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