結婚詐欺被害者の慰謝料請求の内容証明

結婚詐欺に対する慰謝料請求

最近では、婚活も多様化しており、出会い系サイトやお見合い系サイト、お見合いパーティー、Facebook、結婚相談所での出会いが急増しています。
こうした出会いで実際に結婚詐欺にあった女性の相談も増えています。

結婚詐欺師は、結婚したい、結婚して子供がほしい女性心理をたくみに操って、婚活中の女性に近づき上手に情報を仕入れて騙して金品の詐取、金品の借用を目的としています。

結婚詐欺師の手口として代表的なものは金品の詐取となりますが、結婚を前提とした男女の関係から詐欺罪として刑事事件とするのは証拠をつかむのが難しい面があり、立証することは困難であるのが実情です。

結婚詐欺被害の慰謝料請求の内容証明

日常の仕事の中や普通に生活をしていることでは出会いがなく、出会い系サイトやお見合い系サイト、お見合いパーティー、Facebook、結婚相談所で出会いを求めることも方法の一つだとは思いますが、相手の素性がわからないことから、以下のようなことに十分気をつけて婚活をなさるのが肝要です。

  • お金を簡単に貸さない
  • 結婚詐欺師は上記したように、金員の詐取や金員の借用を目的とするのが代表例です。
    私が相談を受けた中では、現金を渡した直後から連絡が取れなくなった事案もあります。
    軽々とお金の話をしたり、病気をしてお金が必要になった、借金で困っている、などの話をするような男性にはまず疑いの目をもってください。

  • 相手の身元を把握する
  • 基本的なことですが、相手の身元を把握しておくことが大切です。出会い系サイトやお見合い系サイト、お見合いパーティー、Facebook、結婚相談所での出会いだとなかなか相手の住所などを聞きにくいといったことをよく聞くのですが、お互いよく話をし十分にコミュニケーションをとることによって、住居などは明らかになってくると思います。

  • 証拠を残しておく
  • お互いがやりとりをしたメールや、手紙、ラブレター、彼から渡された婚約指輪、一緒に旅行へ行ったときの写真などは今後の証拠となりますので残しておいてください。
    また、毎日日記をつけておくこともいいでしょう。彼に対して不安や疑問を感じたときには音声を録音する方法も一つです。

    結婚をするつもりがあるのであれば正式に両親に紹介するのが一般的です。
    時には、ダブルデートなどといって、両者の友人も一緒に遊ぶなどするのもいいでしょう。友人は心強い味方になってくれるでしょう。