ペットの医療ミス時の慰謝料請求内容証明

ペットの医療過誤(医療ミス・医療事故)に対する慰謝料請求

risaさん
先生、飼っていたウサギが突然死んじゃったの。

gyoseishoshiさん
う~ん、可愛がっているペットが亡くなったらつらいね・・・。

risaさん
それがね、なんか変で・・・。もともと足を骨折したようだから、動物病院で治療してもらってたんだけど、突然電話が病院からあって、容態がおかしいからすぐ来て欲しいと言われて、そのまま死んじゃったの。

gyoseishoshiさん
なんか様子がおかしいよね。もし、ペットの医療ミスがあったのであれば法的に慰謝料請求をしていくべき事案だ。

ペットの医療過誤事件が続出しています。動物医療をめぐるトラブルは社会問題化しているといってもいいでしょう。

ペットは飼い主にとっては家族同然です。
それが突然亡くなったり、深刻な後遺症が残ったりすることによって多くの飼い主はペットロスに悩まされます。
医療ミスによる被害であればより辛いことでしょう。

慰謝料は死亡である場合だけでなく、医療過誤で深刻な後遺症が残った場合にも認められた事案があります。

慰謝料の額は、事案によって変わってきますが、10万円~30万円で認められる場合が多いです。
慰謝料請求と共に、治療費と通院の交通費、治療で費やした物品の費用、医療ミスを受けて他の病院でかかった治療費を併せて請求していきます。

獣医師のスキル不足や医療体制が不十分なことから起こる動物病院での獣医の獣医療トラブル、医療過誤(医療事故、医療ミス)など動物病院が抱える問題は大変根深く、獣医師業界特有の問題も取りざたされています。

ペットの医療過誤の被害を受けた場合は、民法上、獣医師による診療契約の債務不履行責任を追求し、また、獣医師の不法行為責任を追及していきます。