解雇予告手当請求の雛形と例文

解雇予告手当請求 -内容証明の文例と雛形の見本-

解雇予告手当請求のサンプルをご紹介します。 解雇予告手当請求を見本として記載しましたので、ご参考になさってください。

解雇予告手当請求

通  知  書

平成○○年○○月○○日

被通知人●●●●殿

通知人●●●●

貴殿に対し、下記の通り通知致します。

通知人は、貴社から雇用され、平成○○年○○月○○日から社員として労務を行ってまいりましたが、平成○○年○○月○○日、通知人は貴社より、同日付の解雇を言い渡されています。

通知人は入社後14日間を経過しており、よって、解雇理由は客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められず、労働契約法第16条に定める解雇権濫用の法理により、本件解雇は無効であると思慮しております。

以上から、労働基準法第20条規定の解雇予告手当の支払いの請求を致します。

つきましては、貴社に対し、解雇予告手当の金○○○○○○円及び未払い賃金○○○○○○円(平成○○年○○月○○日から平成○○年○○月○○日分)を、本書面到着後1週間以内に下記の指定口座へ振込送金の方法によりお支払い頂けるよう、請求致します。

併せて、源泉徴収票と労働基準法第22条規定の退職時の証明書をご送付下さいますようお願いいたします。お支払いがない場合は、所定賃金数か月分の元本と遅延損害金、労働基準法第104条規定の付加金を合計した民事上の請求を行い、かつ、労働基準監督署への労働基準法違反に基づいた刑事告訴行って参りますのでご承知おきください。

なお、賃金の不払いは、労働基準法第109条により、最高で懲役6ヶ月または罰金30万の刑に処せられるおそれがあります。

また、今後の連絡事項等は、書面のみとし、通知人や通知人の家族等への直接折衝はご容赦下さい。

銀行名:○○○○銀行

支店名:○○○○支店

預金種別:普通預金

口座番号:○○○○○○

口座名義:●●●●

(●●●●●●)

以    上